
そんな方のために、本記事では職務経歴書の書き方を例文を交えながら解説します。
- 職務経歴書は手書きがNGな理由
- 職務経歴書を簡単に作成する方法
- 職務要約・自己PRの書き方
- 転職回数が多い場合の職務経歴書の書き方・サンプル
- 転職を成功させた7人の職務経歴書を紹介
わたしは38歳の時に会社が倒産してしまい、転職しなければいけない状況になってしまいました。
転職活動をせざるを得ない状況になり一番困ったのが、職務経歴書の作成です。職務経歴書って、書き方が良くわからないんですよね。
職務経歴書の作成に苦戦した私ですが、なんとか転職を成功さることができました。
現在は中小企業の採用担当をやらせてもらっており、職務経歴書を選別している立場です。
数多くの職務経歴書を目にして感じることは、職務経歴書の書き方によって印象が大きく変わるということです。
本記事では、現役の採用担当であるわたしが、職務経歴書の書き方を詳しく説明していきます。 実際に転職を成功させた方の職務経歴書を例文サンプルとして紹介するるので参考にしてください。
本記事を読むことで、職務経歴書作成の悩みが無くなりますよ。
職務経歴書の書き方のポイントは?
職務経歴書の書き方がわかるように、7つのポイントをお伝えします。
- 職務経歴書はパソコンで作成すべき理由
- 職務経歴書を簡単に作成する方法
- 職務要約の書き方
- 自己PRの書き方
- 志望動機は職務経歴書に書く?
- 職務経歴書に退職理由を書かないのはあり?
- 転職回数が多い人の職務経歴書の書き方
それぞれ詳しくみていきます。
1.職務経歴書の手書きはNG?
職務経歴書の手書きが絶対にNGとは言い切れませんが、できればパソコンで作成することをおすすめします。
職務経歴書を手書きで作成するデメリットは、3つ。
- 手書きの職務経歴書は読みにくい
- パソコンが使えないと判断させる
- 効率が悪い
職務経歴書はパソコンで作成したほうが、絶対にいいです。
自宅にパソコンがなくても、安心してください。焦ってパソコンを購入する必要は、ありません。
パソコンを持っていない場合の対処法は、3つ。
- ハローワークでパソコン貸出を利用する
- ネットカフェでパソコンを利用する
- スマホで作成する
なかでもハローワークは無料で利用でき、添削もしてくれるので一番おすすめです。
職務経歴書はパソコンで作成し、効率よく転職活動を進めていきましょう!
関連記事:
>> 職務経歴書の手書きはNG?パソコンを持っていない場合の対処法3つ
2.職務経歴書を簡単に作成する方法
リクルートエージェントの「職務経歴書エディター」を利用することで、めんどくさい職務経歴書もサクッと完成させることができます。
「職務経歴書エディター」のポイントは、4つ!
- 画面に沿って選択・入力するだけ!
- 自分の経験業務に応じたフォーマットを選択可能
- 困ったときは、入力例をそのまま利用できる
- 自分の経験にあった例文がたくさんある
ナビゲーションに沿って必要項目を入力するだけで、めんどくさい職務経歴書を完成させることができます。
また、入力例もたくさん用意されているので、例文をそのまま使用することができるのもありがたいです。
何時間も掛かっていた職務経歴書の作成が、1時間もあればあっという間に完成してしまいます。
自分で考えるよりも、圧倒的にラクに職務経歴書を作成することができますよ。
職務経歴書の作成で悩んでいる方は、一度利用してみてください。
関連記事:
>> 職務経歴書がめんどくさい!誰でも簡単に作成できる方法を教えます
3.職務要約の書き方
職務経歴書で最重要事項は、職務要約で間違いありません。
「職務要約はいらない!」という情報も耳にしますが、間違っています。
職務要約をしっかりと記入し、書類選考を突破できるようにしましょう。
職務要約の書き方のポイントは、3つ!
- 職務要約は3~4行程度にまとめる。ダラダラと長く書かない!
- 現職に至るまでの経歴(会社名や勤続年数)従事した業務内容などを記入する
- 文章の最後を志望動機(なぜ応募しようと思ったのか)で締めるのが効果的
「どうやったら自己PRできる資料を作れるのか?」を真剣に考えて、職務要約を作成するようにしてください!
関連記事:
>> 職務経歴書の職務要約はいらない?転職が多い5人の例文を紹介します
4.自己PRの書き方
職務経歴書の自己PRで書くべきポイントは、3つです。
- これまでどのような経験をしてきて、どのようなことを学んできたのか?
- どのような点において即戦力として活躍できるのか?
- 今後、どんなキャリアを歩んでいきたいのか?
この3点を自己PRに盛り込んで、職務経歴書の自己PRを作成するように心がけて下さい。
自己PRを書かずに職務経歴書を提出される方も多くいますが、熱意が伝わりずらく不採用にするパターンがほとんどです。
職務経歴書の「自己PR」は、自分を売り出す重要なプレゼン資料なんですよね。
プレゼン資料に手を抜く人に「会いたい!」と思う人は、少ないのではないでしょうか?
職務経歴書の自己PR欄で企業に対し熱意・能力を伝えることで、あなたの印象はガラッと変わります。
関連記事:
5.志望動機は職務経歴書に書く?
職務経歴書に志望動機を書くかどうか、悩んでいる人もいると思います。
結論から先に言うと、職務経歴書に志望動機は書かなくて問題ありません。
志望動機を職務経歴書に書かなくていい理由は、3つ。
- 志望動機は履歴書に書けば問題ない
- 職務経歴書に志望動機を書くと手間と時間がかかりすぎる
- 職務経歴書に志望動機を書くと間違って提出してしまうリスクがある
職務経歴書には、志望動機を書かずに効率的に転職活動をしていきましょう!
関連記事:
職務経歴書に志望動機はいらない?書かないことで得られる2つのメリット
6.職務経歴書に退職理由を書かないのはあり?
職務経歴書を作成する際に悩むことのひとつが、退職理由を書くべきかどうか?です。
結論から先に言うと、職務経歴書には、基本的に退職理由を書く必要はありません。
職務経歴書はあくまでも、あなたのスキルをアピールするプレゼン資料ですからね。
ただし、退職理由を書いた方がいいケースが2だけあります。
- 倒産・リストラなど会社都合で退職した場合
- 離職期間が長くなってしまっている場合
やむを得ず転職せざるを得なかった場合は、書類選考でマイナス評価にならないように退職理由をしっかりと書いておきましょう!
関連記事:
7.転職回数が多い場合の書き方・サンプル
転職回数が多いと、職務経歴書の作成には苦戦します。
転職回数が多い人の職務経歴書の書き方のポイントは、2つ。
- 年代順ではなく業務内容別に書く
- 培ったスキルを明確に伝える
自分にはどんなスキルがあるのかをアピールできれば、転職回数が多くても転職を成功させることができます。
転職を4回経験・38歳無職から脱出した職務経歴書をサンプルとして紹介します。興味がある方は、下記記事をご覧ください。
関連記事:
>> 職務経歴書で最重要事項は、職務要約で間違いありません。
転職を成功させた7人の職務経歴書を公開
ここでは、転職を成功させた7人の職務経歴書を紹介します。
職務経歴書は、実際に企業に提出した原文をそのまま載せています。
転職を成功させ人の職務経歴書になるので、書類作成に悩んでいる人は参考にしてみて下さい。
27歳男性の職務経歴書!年収350万→500万の転職に成功
紹介するのは、27歳男性の職務経歴書です。
転職を成功させ、年収は大幅にUP!年収350万円から年収500万円に増えています。
新卒で住宅メーカーに就職するも過酷な労働環境で1年目で退職。公務員を目指し専門学校に1年半通いますが、公務員試験には失敗。
25歳で職歴が1年しかない彼が就職できたのは、ブラック企業しかありませんでした。
ブラック企業で働きながら転職活動を続けること2年。やっとホワイと企業への転職が実現できたようです。
20代でまともな職歴が無くても、ホワイト企業への転職を成功させています。
関連記事:
>> 27歳男性の職務経歴書!年収350万→500万の転職に成功
33歳女性の職務経歴書!サービス業から通訳翻訳に転職
紹介するのは、33歳女性の職務経歴書です。
彼女は、結婚を機に会社を退職。昔からの夢であった英語を使った仕事をしたいと思い、1年間英語の専門学校に通います。
1年間の勉強でTOEIC980点取得し、見事英会話講師になることを実現します。今回の転職では、仕事の幅を広げたいという思いから、通訳・翻訳に転職を成功させています。
夢を叶えるって、凄いです。女性で自分らしく生きていきたいと思ってる方は、勇気を貰えるのではないでしょうか?
関連記事:
34歳男性の職務経歴書!メーカー営業職に転職成功
紹介するのは、34歳男性の職務経歴書です。
24歳でホワイト企業に転職を成功させ順風満帆な社会人を送れると思いきや、34歳で会社が倒産。
転職をせざるを得ない状況になりましたが、1ヵ月ほどで転職を成功させています。
転職はやっぱり、年齢が若いと有利!年齢が若いなら、未経験業種・業界にでも転職は可能です。
関連記事:
37歳で転職を成功させた職務経歴書 年収450万→500万
少し前までは、35歳転職限界説が一般的でした。
しかし、転職が当たりませになった世の中。
年齢が35歳以上でも転職を成功させている人は、たくさんいます。
37歳で転職に成功した男性の職務経歴書を公開します。年収は、450万円から530万円に大幅UPしています。
アラフォーの方は、職務経歴書の書き方を参考にしてみて下さい。
関連記事:
37歳で4社目に転職した職務経歴書を公開!年収450万→530万円にUP
38歳の職務経歴書を公開!未経験業界メーカー営業に転職成功
38歳で未経験業界に転職を成功させた、男性の職務経歴書です。
転職回数は2回。小売り業の店長→商社の営業→メーカーの営業と転職を成功させています。年収は570万円→630万円にUP!
年間休日も105日から125日に増え、本人・家族も満足されています。
転職により人生は、大きく変わります。自分の価値は、所属する企業によって大きく変わります。
関連記事:
>> 38歳の職務経歴書を公開!未経験業界メーカー営業に転職成功
47歳で転職を成功させた職務経歴書!商品管理課長→運送会社所長
40代後半でも、転職を成功させた方もいます。
紹介するのは、47歳の男性。新卒からずっとひとつの会社で働き、20年以上。定年まで勤めるつもりでいましたが、まさかの会社が倒産してしまいました。
47歳ではじめての転職活動は、かなり苦労されたようです。
しかし、今までの経験が評価され未経験業界の所長として転職を成功させています。
40代後半で転職をせざるを得なくなってしまった方は、職務経歴書の書き方を参考にしてみてください。
関連記事:
47歳で転職を成功させた職務経歴書!商品管理課長→運送会社所長
島耕作の職務経歴書!
サラリーマンの憧れでもある、島耕作。彼の職務経歴書を見てみると、書き方がとても参考になります。
特に職務要約・自己PRでは、「この人に会ってみたい!」と思わせる、最高の仕上がりになっています。
経歴が凄すぎますが、職務経歴書の書き方が参考になります。
「自分をいかに良く見せるか?」が、職務経歴書の作成においては重要です。
関連記事:
>> 島耕作が職務経歴書を公開!職務要約・自己PRの書き方が参考になる
まとめ
職務経歴書は、転職を成功させるための重要な書類です。
誰もがめんどくさいと思う書類だからこそ、他人と差が出やすいのが職務経歴書。
職務経歴書の出来次第で、今後の人生が変わります!
しっかりと自分と向き合い、最高のプレゼン資料となる職務経歴書を完成させましょう!
何歳からでも転職を成功させることは出来ますよ。諦めずに、頑張りましょう!
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