
職務経歴書の自己PRって書かないといけないの?何を書いたらいいかわからない。。例文とかないのかな??
そんな疑問にお応えします。
【本記記事の内容】
- 職務経歴書の自己PRは書かないのはNG
- 職務経歴書の自己PRの書き方ポイント3つ
- 内定を勝ち取った5人の自己PRの例文を紹介
わたしは過去に4度の転職経験があり、職務経歴書の作成にはかなり悩まされました。
38歳で会社が倒産し無職になってしまったわたしですが、現在は中小企業の採用担当をしています。
本記事では、現役の採用担当者のわたしが職務経歴書の自己PRで書くべきポイントを解説していきます。
また元同僚たちの自己PRを例文として紹介するので、参考にしてみて下さい。
職務経歴書に自己PRを書かないのはNG!


自己PRを書かずに職務経歴書を提出される方も多くいますが、熱意が伝わりづらく不採用になるパターンがほとんどです。
わたしは現在中小企業の採用担当をしており、さまざまな職務経歴書を見てきました。
職務経歴書の「自己PR」は、自分を売り出す重要なプレゼン資料です。
プレゼン資料に手を抜く人に「会いたい!」と思う人は、少ないのではないでしょうか?
職務経歴書の自己PRの書き方ポイント3つ!


職務経歴書の自己PRで書くべきポイントは、3つです。
- これまでどのような経験をしてきて、どのようなことを学んできたのか?
- どのような点において即戦力として活躍できるのか?
- 今後、どんなキャリアを歩んでいきたいのか?
上記3点を自己PRに盛り込んで、職務経歴書を作成するように心がけて下さい。
3つのポイントを盛り込むことで、ライバルと差をつけることができます。
【自己PRの例文】内定を勝ち取った5人の職務経歴書を紹介





職務経歴書の自己PRの重要性はわかったけど、実際にはどう書いたらいいの??
自己PRの書き方で悩んでいる人のために、転職を成功させた5人の職務経歴書の自己PRを例文として紹介します。
職務経歴書の自己PRが書けなくて悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。
34歳男性・転職歴2回(商品管理 → メーカーの生産管理職に転職)
1. 協調性を持って仕事に取り組みます
商品管理、出荷業務を行う中でスタッフや他部署との連携を必ず取り自身の考えだけではなく仲間の考えも尊重し取り入れながら問題点の解決や仕事面での効率を上げられるよう努めてまいりました。
2. 意欲、向上心があり業務効率化を図ってまいりました
出荷業務兼新人教育マニュアルの作成し多くのスタッフへの教育時間短縮やスキル統一を行い、結果出荷効率UPに貢献する等、努力は惜しまず計画性を持ち出荷目標の達成や仕事の効率化に取り組んでまいりました。
3. 堅実に丁寧な仕事を常に心がけています
商品入荷時での検品や在庫管理時に対しての正確性、商品出荷時の段取りや人員配置、納期などの計画性、出荷先のお客様に喜んでもらえる丁寧な梱包を心がけてまいりました。
箇条書きにすることで、自己PRを見 やすくアピールしています。
職務経歴書を書く際は、書類の見やすさも大きな判断基準になります。


38歳男性・転職回数1回(営業 → 食品メーカーの営業職に転職)
高校時代は野球部に所属し、主将としてチームをまとめるために率先垂範してチームの雑務なども進んで行いました。
大学時代は大学祭の実行委員会に3年間所属し、運営にまつわる会計を担当。
あらゆる業界において、変わろうとする挑戦的な姿勢を忘れては淘汰されていくのは世の流れです。
もちろん結果を伴うべきではありますが、安定的業界においてもその心を忘れずに、前向きにチャレンジしていくことの大切さを、身をもって学びましたので、「まずはやってみよう」という姿勢を大事にしています。
前々職小売業にてMD・店長であった経験も活かし、一般のお客様の目に留まる陳列場所、陳列方法、価格設定やPOPでの訴求など、お取引先様と共に売り上げを作ることのお手伝いができるのではないかと考えました。
また、近江商人の心得に、売り手と買い手がともに満足しまた社会貢献もできるのがよい商売であるという「三方よし」という言葉があります。
私は、自分が良ければよいというのではなく、お客様とのWIN-WINの関係プラス、その取引を通して社会貢献につながる法人様で、人と人とのつながりを意識しながら職務に取り組みたいと思っております。
お客様のニーズを正しくくみ取り、それに応えることはどの商売にも共通することだと私は考えます。
学ぶことは多々あると存じますが、自己研鑽を積み、少しでも早く貴社に貢献したいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
求人がどんな人物を求めているのかを分析し、過去の実績も踏まえてうまく自己表現をしています。
自信に満ち溢れている文章なので、一度会ってみたい!と思う採用担当者も多いはずです。


37歳男性・転職回数4回(商品管理 → メーカー営業職に転職)
私は、良好な人間関係を築けることが最大の武器です。
任された仕事に対しては、言われたことだけやるのではなく、相手が望むことをプラスアルファで応えられるように心がけております。
またコミュニケーションをしっかり行うことで、社外及び社内の連携を円滑に進めることができます。
いつも冷静であることを心がけて、自分の感情を一定に保つことを意識し行動していた結果、トラブル等起きた場合であっても問題を解決することができております。
今回は予期せぬ転職となりましたが、今までの経験を活かしながら新たな気持ちで取り組んでいきたいと考えています。
転職を絶好の転機として捉え自己啓発を怠らず、短期間で戦力として貢献できるよう努めます。
何卒、面接の機会をいただきたく、お願い申し上げます。
商品管理から営業に転職を成功させた人の自己PRです。
未経験業種にもかかわらず、コミュニケーション力を買われ転職を成功させました。


38歳男性・転職回数5回(営業 → メーカー管理業務職に転職)
営業では、販売データの分析をもとに適切な提案をすることで顧客満足度を上げて参りました。
提案資料は、パソコンスキルを活かし、限られた時間内で効率良く、質の良い資料作成を心がけています。
また、お客様が何を求めているのかを常に意識し、顧客の課題を的確に解決することにより、信頼関係を築いてきました。
物流管理職では、現場の課題をいち早く抽出し問題解決するために、スタッフの意見に耳を傾けるよう努力し、コミュニケーションを密に取るよう心掛けておりました。
社内での信頼を得ることもでき、円滑に仕事を進めることが出来ました。
また、もっと良い方法はないかを常に考えることにより、業務改善に取り組み効率化を図ってきました。
今までの経験を活かしながら新たな気持ちで取り組み、何事にもチャレンジしていきたいと考えています。
転職を絶好の転機として捉え自己啓発を怠らず、短期間で戦力として貢献できるよう努めます。
転職回数が5回と多いにも関わらず、ホワイト企業に転職を成功させました。
今までの経験を上手く表現できています。
入社した後どのように活躍してくれるのか、想像がしやすい自己PRとなっています。


47歳男性・転職回数1回(商品管理 → 運送会社の管理職に転職)
私の最大の武器は、他者との良好なコミュニケーションを柱としたマネジメント能力です。
部下やスタッフ従業員に対し、各個人との対話を重視するスタイルで柔軟に接し、できる限り自由に仕事に取り組んで貰い全責任を私が負う事で、信頼関係を構築。
個々の能力を引き出して組織のパフォーマンスを最大化、万が一トラブルが起きた時も臨機応変に対応し、最適な解決方法、結論をスピーディに決断出来ます。
また他部門とチームメンバーの中間に位置し、それぞれの話しをよく聞き、正確に理解して双方納得可能な解決策を導く、調整役、橋渡し役を担う事で組織の円滑化を推進しました。
法人営業経験も17年程有り、売上ノルマの無い特殊な業界の中で、自らノルマ昨年対比110%を設定し8割以上達成してきた強い責任感とモラルの高さも誇れます。
今回は事業譲渡により予期せぬ転職となりましたが、この機会を新たなチャレンジが出来る、絶好の転機であると捉え前を向いております。
今までの経験を活かし様々な改善を行う事は当然ですが、未経験の業務に関しましても、短期間で適応し貴社収益の向上の為に全力で取り組みます。
46歳と年齢的にはかなりハンデがありますが、マネジメント能力が評価され管理職として転職を成功させています。
若手ではアピール出来ないスキルを、上手に表現しています。


まとめ:職務経歴書の自己PRは絶対に書くべき


「職務経歴書の自己PRは書かなくてもいい??」と思う方もいるかもしれませんが、自己PRは絶対に書いてください。
職務経歴書の自己PRをしっかり書くことで、熱意を企業に伝えることが出来ます。
自己PRに書くべきポイントは、3つ。
- これまでどのような経験をしてきて、どのようなことを学んできたのか?
- どのような点において即戦力として活躍できるのか?
- 今後、どんなキャリアを歩んでいきたいのか?
3つのポイントを盛り込んで自己PRを作成すれば、他の応募者との差別化をはかることが出来ます。
熱意ある自己PRを盛り込んだ職務経歴書を作成できれば、転職活動もうまくいくはずです。
職務経歴書の作成についてさらに詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
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