職業訓練校に通うと転職に不利になるのかな?離職期間が長引いて就職できたかっならどうしよう?
そんな疑問にお応えします。
結論から先に言うと、職業訓練に通っても転職に不利になることはありません。
むしろ就職意欲が強いと、プラスの評価をもらえます。
- 職業訓練校は転職に不利にならない
- 職業訓練校の就職支援ついて
- 職業訓練校卒業後の就職先について
わたしは38歳の時に会社が倒産してしまい、無職になってしまいました。
その時通っていたのが、職業訓練校です。
職業訓練校に通おうか考えた時に不安だったのが、「転職に不利にならないか?」とうことでした。
残念ながら日本の社会では、職歴の空白期間が長くなるとマイナスの評価をされてしまうんですよね。
しかし、安心して下さい。職業訓練校に通うとこで転職に不利になることはありません。
また、職業訓練校では生徒がしっかり就職出来るように全力で就職支援をしてくれます。
本記事を読むことで、職業訓練校への不安を軽減させることができます。
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職業訓練校に通うと転職に不利になる?
職業訓練校に通っても、転職に不利になることはありません。
ただし、職業訓練校で身に着けたことを企業にアピールできる場合に限ります。
職業訓練校にただ通っていた、ということではマイナス評価を受けてしまうかもしれません。
職業訓練校に通う事で、どうしてもブランク期間が長くなってしまいますからね。
ブランク期間が空いてしまっても職業訓練校で学んだ事をアピールする事で、デメリットをメリットに変える事が出来るのです。
職業訓練校に通うのであれば、資格をしっかりと取得することが大切です。
職業訓練校の就職支援
職業訓練校は、失業保険を貰いながら専門スキルを身に付ける事が出来る学校です。
しかし、専門スキルだけを身に付ける学校ではありません。
あくまでも最終目標は、就職する事!です。
そのため職業訓練校では、就職に関する時間もかなり含まれています。
生徒全員が就職出来るように、全力で就職支援をしてくれました。
職業訓練校の就職支援の授業
わたしが通っていた職業訓練校では、「ワークガイダンス」という項目で就職支援の授業が行われました。
- 自分の強み弱みを文書にしよう!自分の就きたい仕事を考える。
- これまでの仕事の振り替えり。やりがいについて考える
- ジョブカードの作成。キャリアの棚卸しをしよう!
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 模擬面接
就職支援の授業は、2週間に1度の頻度で全6回。
朝から夕方までマルっと1日、仕事について考えさせられました。
自己分析から始まり、履歴書・職務経歴書を作成し、最終的には模擬面接まで行います。
社会人になってから自己分析をする事になるとは思っていませんでしたよ。。
しかし、じっくりと自分を見つめ直す時間は、なかなか良いものでした。
自分は何がしたいのか?何が出来るのか?仕事に何を求める?理想の働き方は?などなど自分を探る時間は貴重でした。
大人になると将来をじっくりと考える時間って、なかなか作るのは難しいですからね。
就職支援の授業は、今後の人生を見つめ直す貴重な時間となりました。
キャリアコンサルティング
職業訓練校には、就職支援をしてくれるプロのキャリアコンサルタントが必ず在籍しています。
職業訓練校は就職を最終目標としていることから、就職に関してのプロが側にいてくれるんですよね。
キャリアコンサルティングの時間は、1対1で個別に就職に関しての相談が出来る貴重な時間です。
個別面談は、30分程〜1時間程で1ヵ月間に1度のペースで行われました。
プロのキャリアアドバイザーと無料で相談出来るとは、職業訓練校ならではのサービスです。
わたしはこのキャリアコンサルタントと出会えた事が、職業訓練校に通った一番のメリットだったと思っています。
わたしが通っていた職業訓練校のキャリアコンサルタントは、1級キャリアコンサルティング技能士を持つ方でした。
しかも、リクルートエージェントの「面接力向上セミナー」の講師も務めている方だったんです。
個別面談の時間以外でも、何度相談したことかわかりません。
空いている時間には、毎回相談させて頂いていました。
わたしの履歴書・職務経歴書はこのキャリアアドバイザーに作って貰ったようなものなんです。
職業訓練校のキャリアコンサルタントは、プロ中のプロです。
キャリアコンサルタントの授業を受けるだけでも、職業訓練校に通うメリットはあると思います。
授業以外での就職支援・求人紹介
職業訓練校に通って1ヵ月半程すると、就職へのプレシャーを感じるようになります。
就職活動日誌なるものが個別に配られ、担任との交換日誌が始まるのです。
就職活動を何もしていないと、呼び出しをされて叱咤激励を受けることとなります。
否が応でも、就職活動をせざるを得ない状況に追い込まれていくんです。
また、頻繁に求人紹介もしてくれました。
学校に行くと、求人情報が毎日張り出されていました。
個別にも求人を紹介してくれて、自分では探せないような情報も提供してくれていました。
学校側も就職させようと必死です。
就職率は、職業訓練校にとってかなり重要のようですからね。
少し強引なイメージも受けましたが、学校からのプレシャーが就職活動の力にもなりました。
卒業後の就職支援
職業訓練校の就職支援は、卒業後も続きます。
ハローワークでも、特別な就職支援を受ける事が出来るんです。
ハローワークでは、職業訓練校を卒業した人限定の相談窓口が設けられているのです。
個別に担当者を付けて貰う事が出来、気軽に相談が出来るんです。
わたしは担当者の方にかなり助けられました。
就職をした今の会社は、担当者からの紹介でしたからね。
卒業後もしっかりサポートしてもらえるのは、非常にありがいですね。
また、卒業後1ヵ月程すると職業訓練校から就職状況を確認する電話がかかってきます。
まだ就職していない人には、プレッシャーをかけてくれるのです。
卒業後1ヵ月おきに確認の電話は続き、卒業後3ヵ月経っても就職していない人は職業訓練校に呼び出されていました。
職業訓練校卒業後の就職率は、学校運営にとってかなり重要なようですからね。
このプレッシャーもあり、クラスメイトは全員無事に就職が決まったようです。
職業訓練校を卒業後、就職しないという選択肢はなくなります。否が応でも働くこととなります。
職業訓練校卒業後の就職先
職業訓練校卒業後の就職先は様々です。
訓練校で身につけたパソコンスキルを活かした仕事に就いた人は、5割程でしょうか。
職業訓練校に通ったからといって、希望の職に就けるとは限りません。
わたしもパソコンスキルを活かす事務系の仕事を希望していましたが、希望は叶いませんでした。
事務系の仕事は、人気職種とあってかなりの倍率でしたからね。。
アラフォー未経験の人間を雇ってくれる会社はありませんでしたよ。
しかし、職業訓練校で身につけたスキルは今の仕事に活かす事が出来ています。
パソコンを学ぶ事により、仕事効率が格段に上がったことに間違いはありません。
関連記事:職業訓練校は無意味?就職できない??【メリットまとめ】
まとめ
わたしが通っていた職業訓練校は、就職支援にかなり力を入れていました。
生徒が就職出来るように、学校側も就職支援をしっかりとやってくれたんですよね。
職業訓練校に行く前は、ブランク期間ができてしまうことを不安に思っていました。
しかし、職業訓練校はその不安を掻き消してくれる程の就職支援をしてくれました。
ブランク期間が空いてしまっても職業訓練校で学んだ事をアピールする事で、デメリットをメリットに変える事が出来るのです。
実際の転職活動でも、ブランク期間をデメリットを感じた事はありませんでした。
むしろ職業訓練校での経験はプラスの評価をされ、就職においてメリットとなりましたからね。
職業訓練校は、とっても素晴らしい学校でした。
無職になってしまった時には、職業訓練校も選択肢の一つとして考えるのもありですよ。
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