結論から先に言うと、職業訓練校に通うことで失業保険の待期期間短縮&延長が可能になります。
職業訓練校に通っている間は失業保険がもらえるので、最短退職した翌日から給付金をもらうことも可能です。
私は退職した翌月から職業訓練校に通うことで、最短で失業保険をもらうことが出来ました。
本記事では、私の経験をもとに失業保険を最短で受け取る方法を紹介します。
これから職業訓練校に通おうと思っている人は、参考にして下さい。
- 転職経験4回(20代で2回・30代で2回)
- 転職エージェントを10社以上利用してきた経験あり
- 38歳で会社が倒産。無職になり職業訓練校に通う
- 現在は中小企業の採用担当
- プロフィールはこちら
職業訓練に通えば自己都合退職でも失業保険がすぐもらえる
職業訓練校の開校に合わせて退職することで、失業保険を最短で受け取ることが可能です。
職業訓練校への申し込みは、在職中にも可能です。
離職票が訓練開始前に無いと、雇用保険の受給資格がないと判断されてしまいます。
職業訓練校の申し込みは、訓練開始日の1ヶ月半前に締め切られてしまいす。
失業保険を最短でもらいたい人は、職業訓練校の開始日をチェックしておいてください。
職業訓練校に通うと失業保険の待期期間を短縮できる
職業訓練校に通うと、失業保険の待機期間を短縮するとができます。
会社を自己都合で辞めてしまった場合、失業保険を受け取るまでには3ヵ月間の待期期間が設けられています。
失業保険を受け取るまでの流れ
- ハローワークへ離職証明書を提出
- 7日間の待機期間が終了
- 雇用保険受給者初回説明会に参加
- 3カ月間の待期期間
- 3か月の待期期間終了後3~4週間後に第1回目の失業認定日
- 約5日後に失業給付金が振り込まれる
会社を自己都合で退職した場合、実際に通帳に失業給付金が振り込まれるのは退職後4カ月以上経ってからです。
退職後4ヵ月も収入が無いのは、かなり辛いですね。。
しかし、職業訓練校に通えば、待期期間を短縮することが出来ます!
職業訓練校に通えば、学校に通い始めた日から失業保険がもらえます。
転職先を決めずに退職してしまった方は、まず職業訓練校に通うことをおすすめします。
会社を辞めてしまっても、職業訓練校に通へばしばらくはお金に困ることはありません。
職業訓練校に通うと失業保険の延長も出来る
職業訓練校に通うことで、失業保険の延長も可能です。
失業保険の受給期間が過ぎてしまっていても、職業訓練校に通っている間は失業保険が支払われます。
職業訓練を受講するために必要な支給残日数
職業訓練校を受講するためには、失業保険の残日数が一定以上あることが条件です。
給付日数 | 自己都合 | 会社都合 |
90日 | 31日以上 | 1日以上 |
120日 | 41日以上 | 1日以上 |
150日 | 51日以上 | 31日以上 |
180日 | 61日以上 | 61日以上 |
210日 | 71日以上 | 71日以上 |
240日 | 91日以上 | 91日以上 |
270日 | 121日以上 | 121日以上 |
300日 | 151日以上 | 151日以上 |
330日 | 181日以上 | 181日以上 |
職業訓練校に通おうと思っている人は、失業保険の支払い残日数をチャックしておいてください。
職業訓練の準備と一緒に転職準備もしておこう!
職業訓練校の準備と同時に、転職の準備も一緒にしておくことをおすすめします。
職業訓練校の対策と同時に転職活動をした方が良い理由は、以下の3つ。
- 転職したい企業はすぐには見つからない
- 職業訓練中は忙しくて転職活動があまり出来ない
- 失業保険を貰っているので焦らなくてよい
結局私が就職できたのは、職業訓練校卒業から2ヵ月ほど経ってからでした。
授業についていくのに必死で、気がついたら「もう卒業?」という状態になってしまうんですよね。
転職サイトはたくさんありますが、職業訓練中に登録をおすすめするのはリクナビNEXTです。
リクナビNEXTをおすすめする理由は3つ。
- 無料で本格的な自己分析(グッドポイント診断)ができる
- 求人数No.1の転職サイトで数多くの求人を見ることが出来る
- 「応募しませんか?」のオファーが届く来るので職業訓練中でも負担にならない
リクナビNEXTをおすすめする一番の理由は、グッドポイント診断が受けられることです。
グッドポイント診断では自分の長所を5つ診断してくれるので、診断結果を職業訓練校の面接でアピールすることも出来ます。
時間に余裕のある今のうちに、無料で出来るグッドポイント診断だけでもやっておきましょう!
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診断は無料なので気軽にやってみて下さい!
▼グッドポイント診断について詳しく知りたい人は、下記ページも読んでみて下さい。
まとめ:職業訓練校に通うと失業保険の延長・待機期間の短縮が出来る!
職業訓練校に通うことで失業保険の延長・待期期間の短縮が可能です。
最後に、本記事の内容をまとめておきます。
- 職業訓練校に通うことで、失業保険の延長・待期期間の短縮が出来る
- 職業訓練校へは、在職中から申し込むことが出来る
- 職業訓練校の開校に合わせて退職日を設定する
- 訓練開始までに離職票が届くように会社に請求しておく
自己都合で会社を退職した場合、失業給付金を受け取るまでには4ヵ月ほどの時間がかかってしまうのです。
3ヵ月間の待期期間って、かなり厄介ですね。
「失業保険をすぐにもらいたい」「もう少し失業保険をもらいたい」と思っている人には、職業訓練校はメリットしかありません。
退職後すぐに転職先が見つからなかったり、しばらく自分を見つめ直したい人にとって職業訓練校は素晴らしい学校です。