会社が倒産してしまった。転職活動ってどうすればよいのかな?いつから転職活動をすればよいのだろう?
そんな疑問にお応えします。
本記事は、会社が倒産してしまい将来が不安になっている方に向けて書いています。
会社が倒産してしまったからと言って、焦って転職先を決めるのは危険です。失業保険を貰いながら、働きたいと思える再就職先を探してください。
わたしは、37歳の時に会社が倒産しました。
無職か。。。転職できなかったらどうしよう?という不安な気持ちが強く焦って再就職先を決定しまいました。
しかし、すぐに後悔することになります。
結局1年未満で退職することになり、職歴を傷つけるだけになってしまいました。
当時の転職活動を振り返ると、もっとじっくり再就職先を探すべきだったなと後悔しています。
本記事を読むことで、将来の不安が少しでも軽減されれば幸いです。
- 会社が倒産して再就職できるか不安。。
- 焦っても仕方ないことはじっくりと
- 倒産による転職は有利になる
- 再就職先は失業保険を貰いながらじっくり探す
- 倒産前に転職するメリット・デメリット
- 倒産後に転職するメリット・デメリット
- 倒産による職務経歴書・履歴書の書き方
- まとめ
【スポンサーリンク】
会社が倒産して再就職できるか不安。。
人生には、3つの坂が存在しているといわれています。
「上り坂・下り坂・まさか」
倒産は、まさに「まさか」にあたるのではないでしょうか?
しかし、現在の日本では会社の倒産は珍しい事ではありません。
日本国内では、年間7,000件以上倒産しているのです。
また最近の新型コロナの影響で、会社の倒産は他人事では無くなっているのではないでしょうか?
まずは、倒産は誰の身にも起こりうる出来事なんだということを意識しながら生活することが大切なのではないかと思います。
常に危機感を持って生活をしていれば、まさかの事態が起こっても焦らずに行動できるはずです。
焦っても仕方ないことはじっくりと
会社が倒産してしまうと、誰もが焦ります。将来が突然真っ暗になってしまうのは、恐怖でしかありません。
- 再就職先が見つからなかったらどうしよう?
- 無職になったら、住宅ローンが払えない。。
収入が突然なくなってしまう不安は、ものすごいものです。
しかし、焦って転職をしてしまうと絶対に後悔します。
実際にわたしは、焦って再就職をしてしまい物凄く後悔しました。
不安な気持ちはわかりますが、納得する会社に出会うまで転職活動をしたほうが絶対に良いです。
わたしは焦って再就職先を決めてしまい、直ぐに退職する羽目になってしまいました。
関連記事:
38歳で無職になった倒産体験談【会社が倒産して再就職するまで】
倒産による転職は有利になる
会社が倒産すると、必ず転職をせざるを得ない状況に追い込まれます。わたしは3社目の会社が、37歳で倒産してしまいました。
「30代で4社目となる人間なんて、誰も欲しがらないよな?」当時のわたしは、そんなマイナスな感情しかありませんでした。
転職回数が多いというマイナスな気持ちが自分の中にあり、「採用してくれる会社があるだけで有難い」という気持ちになってしまっていたのです。
転職回数だけを見れば、長続きがしない忍耐力の無い人間だと判断されそうですからね。
しかし、倒産による転職はマイナス評価にはなりません。
これは、面接官の気持ちになれば直ぐにわかることです。「可愛そう・なんとか就職して欲しい」という気持ちがあるはずです。
会社の倒産は、自分ではどうしようもない状況なのですよね。転職回数・年齢などマイナスに評価をされることはありません。
会社の倒産はピンチでは無く、新しい人生をスタートさせるチャンスなのかもしれません。
再就職先は失業保険を貰いながらじっくり探す
会社が倒産してしまうと、将来の不安に押しつぶされそうになります。
今まで決まって給料が突然無くなってしまうので、不安になる気持ちはわかります。
しかし、会社が倒産してしまったからと言って生活が出来なくなってしまうわけではありません。
日本では雇用保険という、素晴らしい保証が存在します。会社の倒産の失業では、すぐに失業保険を貰う事が出来るのです。
焦ってブラック企業に転職するよりも、失業保険を貰いながら再就職先を見つけた方がわたしは良いと思います。
倒産前・倒産後に転職するメリット・デメリットについて詳しく見ていきます。
倒産前に転職するメリット・デメリット
倒産前に転職する場合のメリット・デメリットを挙げていきます。
メリット
- 収入が途絶える事なく入ってくる
- 将来の不安から解放される
- 離職期間がなく履歴書の空白期間がなくなる
デメリット
- 退職理由が「自己都合」退職となる
- 焦って再就職先を決めてしまう
- ブラック企業に捕まってしまう可能性が高い
- 貰えるはずの失業保険・再就職手当が貰えない
倒産前に転職する一番のメリットは、収入が途絶えないという事ではないでしょうか。離職期間無く、理想の会社に再就職できれば最高ですからね。
しかし、無職になってしまう不安から焦って転職をしてしまい後悔する人も多いようです。わたしも焦って転職をしてしまい、ものすごく後悔しました。
出来ればあの時に戻って転職活動をやり直したい!と未だに思うことがあります。
倒産後に転職するメリット・デメリット
倒産後にじっくり転職活動する場合のメリット・デメリットを挙げていきます。
メリット
- 履歴書の退職理由に「会社都合による退職」と書ける
- 失業保険・再就職手当が貰える
- 納得する会社に転職出来る可能性が高い
デメリット
- 無職だと世間の目が厳しい
- 将来の不安が大きくなる
- 職期間が出来てしまう
- 失業保険だけの収入は生活がきつくなる
倒産後に転職する一番のメリットは、失業保険を貰いながら転職活動が出来る点ではないでしょうか。
将来の不安にさえ打ち勝てれば、納得いくまで転職活動をしても問題ありません。
ただし、期限をしっかりと決めておくことが大切です。離職期間は、長くても半年以内にしておかなければなりません。
離職期間が6か月以上続くと、就職意欲が無いとみなされ再就職が厳しくなってしまいます。
倒産による職務経歴書・履歴書の書き方
会社が倒産した場合には、「履歴書・職務経歴書」の書き方を少し工夫する必要があります。
ここでは、倒産した場合の転職活動で使用する「履歴書・職務経歴書」の書き方を紹介します。
履歴書の書き方
年 |
月 |
学歴・職歴(各別にまとめて書く) |
平成15 |
4 |
株式会社〇〇〇〇 入社 |
令和2 |
3 |
株式会社〇〇〇〇会社都合により退職 |
会社が倒産してしまった場合は、履歴書に「会社都合により退職」と記載します。
「会社都合により退職」と記載することで、企業側にも仕方のない転職だとわかってもらえます。
会社都合による退職は、自己都合による退職よりも転職活動を有利に進める事が出来るんですよね。
会社が倒産してしまった場合は、履歴書に「会社都合により退職」としっかり書いておきましょう。
職務経歴書の書き方
【職 務 経 歴】 株式会社〇〇〇〇 2003年4月1日~2020年3月31日(2020年3月 倒産) |
会社が倒産してしまった場合は、職務経歴書に「〇〇〇〇年〇月 倒産」と記載しおきます。
職務経歴書にも会社が倒産したことを記載することで、転職活動を有利に進める事が出来ます。
倒産による転職は、気にしない企業が多いのでしっかりと記載しておくことをおすすめします。
まとめ
会社の倒産は、今では珍しいことではありません。実際に勤めている会社が倒産してしまうと、将来の不安から眠れなくなることもあるかと思います。
しかし、焦る必要はありません。焦って転職しても良いことはありませんからね。
失業保険を貰いながら、納得のいく再就職先を見つけることが大切です。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- 会社の倒産は珍しいことでは無い
- 会社が倒産したからといって焦って転職してはダメ!
- 会社が倒産しても直ぐに失業保険が貰えるので不安になりすぎることはない
- 会社の倒産による転職は、不利にはならない
- 会社の倒産した場合、履歴書には「会社都合により退職」と記載する
- 会社が倒産した場合、職務経歴書には「○○○○年 倒産」と記載する
- 離職期間は長くても半年とし、期限を決めておく
- 転職活動にはエージェントを上手く使う
先行きの見えない世の中ですが、きっと将来は明るいはずです!あなたの転職活動が上手くいくことを祈っています。
【スポンサーリンク】